© 2015 NPO法人とやまの木で家をつくる会

 

家は木でできている

「人の体は食べたものでできている」といいます。だから、多くの人が体のために、安心安全な食材を求めます。同じように「家は木で」できています。よい家をつくるには、よい木を使うことが大切です。 コスト、耐久性、美しさなど、「よい木」を定義する要素はいろいろありますが、「家が建つ同じ地域で育った木」も忘れてはならない重要な要素だと考えます。

 

 

適材適所

 富山の夏の暑さを、湿気を、強い風を、雪の重さを、50年もの間耐えてきたのが、富山の木です。富山の湿気は、カビ、シロアリなどを発生しやすくし、建築物に厳しい環境をつくります。しかし、富山の木の代表格である杉には、カビを防ぎシロアリを遠ざける性質があると言われています。富山の気候風土にあった耐性が備わっているのです。 南の暖かい国で育った木が、富山の家をつくるのにふさわしいでしょうか?私たちはそうは思いません。

 

サスティナブルな家づくり

 「サスティナブル」は、今世紀の重要なキーワードのひとつでしょう。「環境を保全しつつ、持続可能な」という意味です。家づくりでいえば、「木を植えながら木材を使う」家づくり、ということです。

 植えることをしないで伐採を続けると、森がなくなります。森がなくなれば、生き物の(もちろん人も含みます)住む環境がなくなるということです。

 

とやまの森を守りたい

 富山の森は野生の森ではありません。建築材にするために人の手によって植林し、育ててきた森です。

 木を切る=森林破壊だという人もいますが、それは誤解です。適度に間伐され管理の行き届いた森は、山崩れを防ぎ、緑のダムとして水を蓄える力を備えています。管理を怠れば、光の届かない暗い森となり、下草が育たず、雨や雪に弱い森になります。森を(そして人の暮らしを)守るためには、管理し続けること=伐採し、再び植林するということが大切なのです。

 

 

とやまの木で家をつくる会

 NPO法人とやまの木で家をつくる会は、富山にふんだんにある木材の地産地消、木や建築の専門家と施主とがパートナーを組んでする家づくりをめざしています。

 木を育てる人、切る人、家を設計する人、建てる人、そしてその家に暮らす人、すべての人が共に学びながら、それぞれの顔が見える関係をつくりたいのです。

 森を訪ねるツアーや木・環境・家の勉強会など、会ではさまざまなイベントを企画しています。「とやまの木で家をつくる会」の名前をどこかでみかけたら、どうか気軽に声をかけてくださいね。